2007年11月5日月曜日

大阪直下地震で、死者4万2千人

大阪府直下で起こる地震被害について、

国の中央防災会議の専門調査会の予測が発表されました。


震源は大阪府の中央部を南北に走る上町断層帯。


被害想定によると、

最大で4万2千人が死亡し、

建物97万棟が全壊することになるらしいです。


死者数としては、これまで国がまとめた被害想定では最悪の予測。


予想震度は、大阪平野全域で震度6強以上の揺れに見舞われます。


それにも増して、上町断層帯が走る、

大阪市の西成区、生野区、東住吉区などの地域においては、

老朽化した木造住宅が密集しているため、

被害予想においても、

住宅 計97万棟が全壊すると推定されました。


例えば、冬の朝5時に地震が発生したような場合には、

多数の方が就寝中ということもあり、

建物倒壊による死者が最大となり、

3万4千人にのぼると予想しています。


また火災による死亡者を含めると、

死者は計4万2千人にのぼる見込みです。


負傷者数は重傷者4万8千人を含め計22万人です。



全壊棟数でいうと、95年の阪神大震災の9倍近く。


死者数としては、調査会が同じ方式で想定した、

東海・東南海・南海地震の同時発生時の2万8千人を大きく上回りました。

今回の被害想定の詳細は、

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai/index_chukin.html

上町断層帯 Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%BA%E6%96%AD%E5%B1%A4

上町断層帯の長期評価について

30年以内に地震を起こす確率は最大3%。

発生確率は国内の主要活断層の中でも高い。

詳細は、

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/04mar_uemachi/index.htm

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